【第8弾】 宮崎料理店・新宿みやこんじょの「チキン南蛮」をフリーズドライ!

チキン南蛮

これまで数々のヒット商品を生み出してきたアマノフーズの名物開発者・島村雅人。フリーズドライ食品の開発に人生をかけて30年以上、人はそんな彼を“フリーズドライの伝道師”と呼ぶとか呼ばないとか…。この『まごころ出前』は、そんな彼が全国の依頼主のもとへ「思い出の味」をフリーズドライしてお届けする企画です。

 

お湯を注いだ瞬間にまず香りで、そして一口食べれば思い出の味が一瞬にして蘇る。唯一無二の“思い出の味”、まごころ込めてお届けしますよ!
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今回は…宮崎の名物料理「チキン南蛮」に挑戦!

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(大学当時に『新宿みやこんじょ』で撮影した思い出の一枚。)
 
依頼主は、福岡在住5年目の上地亜里紗さん。そんな彼女の忘れられない“思い出の味”とは?

 

亜里紗さん:高校卒業後、地元の宮崎・都城市から上京して、大学時代は東京で4年間過ごしました。その頃しょっちゅう通っていた『みやこんじょ』というお店が新宿にあるんですけど、そこで食べたチキン南蛮が本当に大好きで。

 

—地元で食べるチキン南蛮とは、どこが違いましたか?

 

亜里紗さん:地元にいる頃から、チキン南蛮は大好きで、実家でも、当たり前のように食べていたんですが…上京してからは食べられる場所が身近になくなってしまって。3食作ってもらっていた私にはうまく作ることもできなくて。だから、地元の味が恋しくなったときは『新宿みやこんじょ』で、上京した同郷の友達とよく集まっていたんです。たまたま店長さんも同郷で、上京した同級生もここで働いていたりしたので、集まってごはん食べよう!という時の定番がこのお店だったんです。今でも忘れられない、東京での思い出ですね。

 

—今は、地元の宮崎からも離れて暮らしているんですね。

 

亜里紗さん:社会人になるタイミングで福岡に引っ越しました。東京よりは宮崎に近いとはいえ、めったに地元に帰ることができないので…。今でも新宿みやこんじょのチキン南蛮は恋しくなっちゃいますね。

 

—亜里紗さんにとって『新宿みやこんじょ』で食べた味は、東京にいた頃の様々な記憶が詰まった“思い出の味”なんですね。

 

亜里紗さん:宮崎出身じゃない友達を連れて行って「おいしい!」って喜んでいる姿を見ていると、こっちまで嬉しくなったり。地元を離れて、当たり前に食べてたものが当たり前じゃなくなってから、“宮崎料理っておいしいものたくさんあるな…”って気付いたんです。宮崎の魅力に気付けたのも、上京がきっかけだったような気がします。

 

亜里紗さんの地元愛や、大学時代の素敵な思い出が伝わってきますね。現在は福岡で暮らしており、地元や東京になかなか戻らないという亜梨沙さん。大学時代の楽しい記憶が蘇る“思い出の味”をしっかりとお届けしますよ!
 
 
 

ということで…

『新宿みやこんじょ』にやってきました!

新宿みやこんじょ

新宿駅から歩いて10分ほどで到着したのは、亜梨沙さんの思い出のお店『新宿みやこんじょ』。東京で暮らす宮崎出身の方はもちろん、県外出身者も多く訪れる、言わずと知れた名店なんです。

 

今回は、年末に向けて多忙を極める島村さんの代わりに、編集スタッフがお店の味をしっかりリポートしてきます!
 
 
 

早速、お店の中へ!

島村雅人

・・・と、扉に手を伸ばしたら、んん?ガラスの向こうに、見覚えのある鮮やかな青いジャンバー姿が…。

え、なんで!?お店の中にいたのは、岡山にいるはずの島村さん。おかしいな。「年末はわし、忙しいんじゃ~」って言ってたんだけど…。

 

島村さん:せっかくの思い出の味を直接味わうのも開発の大切な仕事でしょ。だから来ちゃったよ!見てよ、宮崎料理がこんなにいっぱい!地鶏の炭火焼に冷汁に…どれにするか迷うなぁ〜。

(島村さん、今回のお題はチキン南蛮ですよ〜)

島村雅人

するとメニュー表に、気になるものを発見した島村さん。

新宿みやこんじょメニュー表

「みやこんじょフードランキング」。数あるメニューの中から、お客さんが選んだ人気メニューTOP10が紹介されています。気になる第1位は…やっぱり不動の人気を誇る『チキン南蛮』

 
 
 

今回のお題

「新宿みやこんじょ」のチキン南蛮がこちら!

チキン南蛮

どーーーん!

 

お店の人気No.1「チキン南蛮」は、“ジューシーな鶏もも肉&特製のタルタルソース”がたっぷりとかかった、この食べ応えのありそうなボリューム感が魅力のようです。見た目だけでも、食欲をそそりますね。
 
 
 

早速、試食してみましょう!

島村雅人

「いっただきま〜す」

島村雅人

島村さん:う〜ん。お肉がやわらかくてこりゃうまい!衣はしっとりなんだけど、甘酢をたっぷりふくんでいるからかな!中のお肉はすごくジューシー…。この食感や見た目のボリューム感をフリーズドライでどうやって表現するか。うーん!今回も難題だね。

 

 

難題になると予感しつつもずっと笑顔の島村さん…。早速、ある人にこの感動を伝えます。

電話のお相手は…?

島村雅人

島村さん:もしもし、ミムラさん?今、ちょうどお店でチキン南蛮を食べたとこ。そりゃおいしかったよ〜。僕の想像以上にお肉のボリューム感があってさ…でも今回、これまでのなかでもかなり難題だよ。

 

電話のお相手は、島村さんの敏腕助手ミムラさん。思わず本音がポツリと飛び出しますが、難しければ難しいだけ燃える島村さん。開発に向けて、より気が引き締まったようです!

島村雅人

島村さん:すみませ〜ん。

 

電話を切って早々、スタッフの方に声をかける島村さん。

さっそく開発の相談でしょうか?

島村雅人

島村さん:あのね、追加の注文でね、地鶏と冷汁と皿うどんをお願いします。あとね、ランキングの第4位に「がね」って書いてあるんだけどこれ何?すごく気になるけど、とりあえずそれで。

 

追加注文ですか!しかも3品て!島村さん、がっつり食べる気満々じゃないですか~!

 
 
 

ということで…

宮崎の郷土料理をたっぷりと堪能してみました!

地鶏の炭火焼

お店の人気ランキング第2位、チキン南蛮と並んで高い人気を誇る「地鶏の炭火焼」には、柚子胡椒がついてきます。

熱々の地鶏は、お酒のつまみにもぴったり。

島村雅人

島村雅人

島村さん:これも本当においしいな〜。勉強のために、写真も撮っておこう。

 

島村さん曰く、“おいしく味わう”ということは、今後の開発や研究にもきっと役立つ重要なポイントなんだそう。

冷や汁

島村雅人

地鶏の炭火焼をほふほふと堪能した後に登場したのが、さっぱりとした味わいにリピーターも多い「冷汁」

 

島村さん:おいしいものを食べると、ますます食欲が増しちゃうな〜。

新宿みやこんじょ

その他にも、お皿からこぼれ落ちそうなボリュームの「皿うどん」(写真左)や島村さんが気になると言っていた「がね」(写真右)も注文。「がね」はサツマイモなどの野菜をかき揚げにしたもので、サクッとした食感や甘さが女性からの支持も高い人気メニューなのだとか。ちなみに名前の由来は、揚げた時の形がカニ(鹿児島弁では、がねと呼ばれている)に似ているからだそう。へぇ~!

島村雅人

ズズ〜ッ!

 

島村さん:「がね」って初めて知ったけど、すごくおいしいね。スイーツ感覚でも食べられるし、箸が止まんないよ。食文化の違いもそうだけど、その土地ならではの言葉や方言って面白いよね〜。ほら、これ見て。

ポットに貼られたマグネット(制作/ 宮崎・小林)には、宮崎で親しまれる方言が書いてあります。面白い!

※左から、「びっきょ(意味:カエル)」「ぬりがよ(意味:ぬるい)」「んだ もした(意味:あらまぁ、もう知らない)」「ぎをいう(意味:つべこべ言うな)」の意味とのこと。(解説/廣底さん)

島村雅人

「ごちそうさまでした!!」

 

腹ごなししつつ

店長の廣底さんとお話しができました島村雅人

島村さん:一番難しそうなのは、“揚げたてのサクッとした食感&お肉のジューシーさ”をどう表現するかなんですよね。35年も親しまれてきたお店の味だからこそ、しっかりとフリーズドライで再現したいんですよ。

島村雅人

『新宿みやこんじょ』の店主・廣底政信さんも宮崎・都城市のご出身。1981年に新宿・歌舞伎町でお店をオープンしてから今年で35年…これまで宮崎の味をたくさんの人に伝えてきた廣底さんと、思い出の味を依頼主に届ける島村さん。形は違っても「おいしい料理で喜んでもらいたい!」という気持ちは同じようです。

 

お店の壁には30周年を迎えた5年前、お客さんから頂いたメッセージが飾られていました。

新宿みやこんじょ

大学時代の亜里紗さんのように、地元を離れて上京した宮崎人の憩いの場としてはもちろん、出身地に関わらず宮崎料理をより身近に、新たな魅力を知れる場所としても、長年愛されてきたんですね。

新宿みやこんじょ

亜梨紗さんが東京で過ごした時間が蘇る『新宿みやこんじょ』のチキン南蛮。

島村さんに開発のポイントを聞いてみました。
 
 
 

やっと本題!長年愛される思い出の味。

開発のポイントは?

新宿みやこんじょ

廣底さん:うちのチキン南蛮は、揚げた鶏もも肉を甘酢に浸して、その上にたっぷりと“特製のタルタルソース”をかけて食べるんです。ボリュームあったでしょ。

 

島村さん:もも肉の柔らかさと、揚げたときのサクっとした食感がポイントになりますね。以前、「チキンカツ」のフリーズドライ商品を開発したんですよ。でも今回の「チキン南蛮」のお肉とは、食感や歯ごたえ、甘さも全く違うから、うまくできるか不安だな…。

新宿みやこんじょ

島村さん:お肉以外のタルタルソースや甘酢でも、お店の味にどれだけ近づけるかが課題ですね!僕にとっても、これは新たな挑戦なんです!

新宿みやこんじょ

・・・と熱く情熱を語る島村さんの横で、島村さんが「ぜひ食べて頂きたい」と持参したアマノフーズのおみそ汁を廣底さんが食べていました(笑)。

 

廣底さん:しじみのおみそ汁、おいしいですね〜。こういう汁物のフリーズドライは想像がつくんですけど、チキン南蛮のフリーズドライなんてできるもんなんですか?今から完成するのがすごく楽しみです!

 

島村さん:東京にいるのに宮崎にいるんじゃないかって思っちゃうくらい、宮崎料理を堪能しました。いや〜、おいしいものを食べられたので、これで開発も頑張れそうです!

島村雅人

今回、撮影にご協力頂いた廣底さん、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!

 

さて、次回は開発室に戻って、島村さんによるフリーズドライ「チキン南蛮」の開発現場をお届けしますよ!依頼主の亜里紗さん、待っててくださーい!

 

それでは、次回もアマノ食堂でお会いしましょう。
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撮影協力/新宿みやこんじょ
住所:東京都新宿区歌舞伎町1丁目12−9
電話番号:03-3232-1234
営業時間:[月~金]18:00~24:00 [土・日・祝]16:50~24:00

 

 

\どんな注文もおまかせ!/

【まごころ出前の注文、大募集!】

アマノ食堂では、島村さんにまごころ出前してほしいという方を随時募集中!必要事項と理由を添えて contact@amanoshokudo.jpまでメールでご連絡ください。

 

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【必要事項】

・お名前
・年齢
・職業
・電話番号
・お届けしたいor届けてもらいたい人との関係性(母親、息子、娘、恋人…etc.)
・お届け先(例)岡山県→東京都
・依頼したい料理
(例)岡山県に住む母親がつくる豚汁、遠恋中の彼女がつくる肉じゃがなど
・その料理にまつわるエピソード

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