常連さんコラム

毎日の生活がちょっと“ディープに
”楽しくなるコラム

さえりさんの「ティファニーで朝食を食べられなかった私たち」

12715539_947694491978278_6030449766074658323_n-2
さえりさん
フリーライター
ライター。出版社勤務を経て、Web業界へ。人の心の動きを描きだすことと、何気ない日常にストーリーを生み出すことが得意。好きなものは、雨とやわらかい言葉とあたたかな紅茶。
  • 【第13回】紅茶が好きというよりも

    年末らしく、少し静かなエッセイを書きたい。今回は「紅茶」について。   3年くらい前から、紅茶が好きになった。ブログのタイトルも「雨と紅茶と椅子のうえ」だし、それより前のブログにも「紅茶」という単語を入れていた。プロフィールにも「好きなもの」として書くようにしている。   そのわりに、わたしは紅茶のことをあまり知らない …

  • 【第12回】冬こそ食べたい「しあわせの味」

    大人になって、「しあわせだな」と思う瞬間が増えた。   もし「わたしは逆にしあわせを感じにくくなっている」と思う人がいるなら、それはしあわせに麻痺しているのではないかと思う。   幼い頃と比べて、自由度はぐんと高まった。好きなお菓子は親にねだらなくても買えるし、好きなご飯を食べられるお金も昔よりはある。好きな時に出かけ …

  • 【第11回】彼女の風邪で活躍できる男子になってください

    いつでも健康でいられたらいいのだけど、人間誰しも体調を崩してしまう日がある。     そう、今まさに風邪をひいています。   こういうとき1人暮らしというのは寂しい。外にすら出られない日はキッチンにストックしてあるクッキーやら冷蔵庫の中に残っていた卵やらでなんとかしのぐこともある。なぜこんなに辛いのに1人なん …

  • 【第10回】クリスマスディナーは彼の手作りごはんでお願いします

    早くも世間がクリスマスムードになってきた。   イルミネーションは街のあちこちできらめいているし、お店ではクリスマスソングが流れている。陳列されたスノードームの中ではサンタが微笑みながら、目の前を行き交う恋人たちを見ている。   今年のクリスマスは、3連休らしい。恋人たちはさぞかし喜んでいることだろう(他人事感がにじみ …

  • 【第9回】年下の彼に振る舞うオムライス

    好きな人がご飯を食べているのを眺めるのが好きだ。   自分はもう食事を済ませてしまった、という状況で彼一人がご飯を食べているとなお良い。   なぜ食事風景をみるのが好きなのかはわからない。だけど、美味しそうにご飯を食べる様子は見ている人まで幸せな気分にしてくれるというのは、共感してくれる人も多いだろう。   …

  • 【第8回】行きつけのカフェで、秋に似合う恋を

    夏が終わってしまった。 夏は恋の季節だと思っているのだけれど、秋だって負けていない。   秋には、静かに水面下でじわじわと温まっていくような恋が似合う。それでいて秋風がぶわっと吹いた瞬間に落ち葉が舞い上がる時のように、または秋の天気が一瞬で変わってしまうように、「あっ」と声を漏らすような展開があるといい。   こういう …

  • 【第7回】仲直りのきっかけに買ってくるプリン

    一緒に住んでいる彼が、わたしの好きなスイーツを買って帰ってくる、というシチュエーションに憧れる。それも「ご機嫌とり」として。前日に喧嘩をして、仕事帰りに彼がそれを買って帰り、そのスイーツひとつで仲直りをしてしまうのだ。憧れる。   そもそも好きなものを覚えておいてくれた、というだけでも嬉しいのだけれど、「喧嘩をしたことをきちんと …

  • 【第6回】「おしゃれなお店」が嬉しい理由

      先日、街中で男性がこんなことを言っていた。   「彼女にするならいつでも自然体で居られることが大事かな。居酒屋ムリとか言われたらムリだわ」   一方先日、友人はこんなことを言った。   「元カレがね、『俺、おしゃれな店とか緊張するから得意じゃなくて』って、一度も連れて行ってくれなかったの。あれ、 …