常連さんコラム

毎日の生活がちょっと“ディープに
”楽しくなるコラム

さえりさんの「ティファニーで朝食を食べられなかった私たち」

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さえりさん
フリーライター
ライター。出版社勤務を経て、Web業界へ。人の心の動きを描きだすことと、何気ない日常にストーリーを生み出すことが得意。好きなものは、雨とやわらかい言葉とあたたかな紅茶。
  • 【第7回】仲直りのきっかけに買ってくるプリン

    一緒に住んでいる彼が、わたしの好きなスイーツを買って帰ってくる、というシチュエーションに憧れる。それも「ご機嫌とり」として。前日に喧嘩をして、仕事帰りに彼がそれを買って帰り、そのスイーツひとつで仲直りをしてしまうのだ。憧れる。   そもそも好きなものを覚えておいてくれた、というだけでも嬉しいのだけれど、「喧嘩をしたことをきちんと …

  • 【第6回】「おしゃれなお店」が嬉しい理由

      先日、街中で男性がこんなことを言っていた。   「彼女にするならいつでも自然体で居られることが大事かな。居酒屋ムリとか言われたらムリだわ」   一方先日、友人はこんなことを言った。   「元カレがね、『俺、おしゃれな店とか緊張するから得意じゃなくて』って、一度も連れて行ってくれなかったの。あれ、 …

  • 【第5回】夏をまっとうする食べ物、ブルーハワイ味のかき氷

    夏が好きだ。   夏の楽しみ方はいろいろある。涼しくなった夜の散歩も最高だし、たこ焼きを買って帰るのもいい。   かき氷も好きだ。   わたしは普段は冷たいものはあまり食べず、アイスも年に数回しか食べないのだけれど、夏の蒸し暑い日に道端にポツンと立っているかき氷屋さんにはめっぽう弱い。   最近流行 …

  • 【第4回】台所は時空が歪みやすい

      わたしが出会ってきた女性の中に「料理をしていると心が落ち着く」と言う人たちがいる。それに「料理中に考えごとをするのも好きなの」と。わからなくもない。わたしは特に料理好きというわけではないが、好きなものを好きな時につくると、心がスッと満たされる。   単調な動作で、包丁とトトトと動かしたり、火を止め、湯を捨て、皿にあ …

  • 【第3回】ラーメンの誘惑に二人して負ける夜

      こんにちは。ライターのさえりです。 今回も恋と食事の話を少し。   今わたしはスペインに住んでいる。すでに1ヶ月以上が経ち、とにかく楽しく生活しているんだけど、少し日本の生活が恋しくなってきた。   最近ぼんやりと帰国後の生活を思い描いていて、どうしても欲しくなったものがある。それが「ラーメンに負ける夜」 …

  • 【第2回】口説き文句は決めている

    こんにちは。ライターのさえりです。   もし男になったら好きな女の人をこうやって口説こう、と思っている言葉がある。それがこれだ。     「きみは他とはぜんぜんちがう」   口説く場所は、いやらしくないBarと決めている。いやらしくない、というのが重要で、あまりに灯りが少なすぎたりあまりに夜景が綺麗だったりす …

  • 【第1回】幸福な朝食

      はじめまして、ライターのさえりです。このたびこちらで連載をはじめることとなりました。どうぞ、よろしくお願いいたします。   さて、今回「アマノ食堂」さんから頂いた連載のテーマは「食と恋」。   食事という言葉は、食べるもの以外に“状況”も指すと思う。ある食事を前にすれば、味や食感や匂い、その時見えていた景 …