薬味や添えもののイメージが強い「大根おろし」。だけど、それだけじゃもったいない！ということで、最近は鍋やおかずの“主役”としても注目されているんです。今回は、フードユニット・Uchilaの飯泉友紀さんに「大根おろしが主役の絶品レシピ」を教えてもらいました～！

 

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冬の新定番。「豚肉とたっぷり野菜のみぞれ鍋」

大根おろしが主役の料理でハズせないのが、みぞれ鍋。寒さが沁みるこの時期に、お家でいただくみぞれ鍋は格別です。さっぱりしているので、年末年始の飲み会で疲れた胃腸を優しく癒してくれそう。

 

【材料】※1名分

・大根…1/4本（5cmほど）

・長ねぎ…1/2本

・豚肉…100g

・にんじん…1/4本

・白菜…1/8玉

・豆腐…1/4丁

 

・和風顆粒だし…小さじ1

・醤油…大さじ1

・水…300cc

 

【作り方】

1. 大根はおろしてざるにあけ、水分とおろしを分けておく。

2. 長ねぎ、にんじんは斜めに薄切り、白菜は大きめのざく切り、豆腐と豚肉は一口大に切る。

3. 鍋に水、［1］で分けた汁、顆粒だしと醤油を煮立たせ、豚肉を加える。肉の色が変わったら野菜類を入れ蓋をして煮込む。

4. 野菜が煮えたら豆腐とおろしを加え、再び煮立ったら火を止めて完成。

 

 

風邪予防にも！「りんご×はちみつの大根おろしジュース」

マクロビ界で最強タッグとも呼ばれている「にんじん×りんご」。今回はそこに、大根おろしとはちみつをプラス。のどを優しくいたわってくれる冬の1杯です。忙しい朝の朝食にもどうぞ。

 

【材料】※1名分

・大根…1cm

・りんご…1/2個

・にんじん…1/3本

・水…100cc

・はちみつ…お好みで

 

【作り方】

1. 材料をそれぞれ一口大に切る。

2. 材料をすべて入れ、ミキサーで撹拌すれば、できあがり！皮ごと使うのがポイントです◎。

 

 

たまりません…もっちり食感！「大根おろしのおやき」

おかずにもおやつにもなる「おやき」。意外な組み合わせかもしれませんが、大根おろしと絶妙に合うんです！作り方は、大根おろしを具材と混ぜて焼くだけとシンプル。小麦粉を使わないため見た目と違って結構あっさり。「もう1品欲しい」なんてときや、お弁当のおかずにもおすすめです。

 

【材料】※1名分

・大根…5cm

・にんじんの葉…2束

・ごま油…小さじ1

・塩…小さじ1/3

・片栗粉…大さじ2

 

【作り方】

1. 大根はすりおろしてザルにあけ、汁とおろしを分けておく。

2. にんじんの葉は荒みじん切りにし、ごま油で1分ほど炒める。

3. ［1］のおろしと［2］、調味料全てを加えて手でよく混ぜ、丸く整形したらフライパンでじっくりと焼く（弱火で片面4分ほど）。焦げ目がついたらひっくり返し、両面こんがり焼けたら完成。

 

 

大根おろしで瑞々しい！「白身魚の和風アクアパッツァ」

魚介類をオリーブオイルで煮込む「アクアパッツァ」。洋風料理にも、大根おろしは大活躍します！そもそも、刺身のつまや、焼き魚の薬味に大根おろしが添えられていたりと「魚×大根」の相性はバツグン。

 

今回は、白身魚を使ってちょっぴり和なテイストのアクアパッツァを作りましょう。にんにくの香ばしさが食欲をそそります♪

 

【材料】 ※1名分

・大根…5cm

・鱈（たら）…2切れ（大きいものなら1切れ）

・おろしにんにく…大さじ1/2

・塩…小さじ1/2

・オリーブオイル…大さじ1

・お酒（あれば白ワイン）…大さじ2

・唐辛子…小さじ1/3

 

【作り方】

1. 大根はすりおろし、鱈は常温に戻して塩を振っておく。

2. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火で香りが立つまであたためる。

3.  鱈を並べて1分ほど弱火で焼き、お酒と唐辛子をサッと回しかけて蓋をして3分ほど蒸し焼きに。

4. 大根おろしを加えて、オリーブオイルと絡ませながら軽く混ぜて完成。

 

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大根おろしを活用すれば、料理の幅が広がる

料理の主役にも脇役にもなれる、万能な大根おろし。特に鍋や栄養たっぷりのジュースは、寒い冬にもってこいです。しかも、大根は値段もお手頃でコスパがいいのも魅力！気軽に試してみてくださいね。

 

（文／山越 栞）