里芋(さといも)のイラスト 里芋

初めてでも失敗しない!「里芋の煮物」基本のレシピ

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秋から冬にかけて旬を迎える里芋。肌寒くなってきた今の時期、無性に食べたくなるのが「里芋の煮物(煮っころがし)」ではないでしょうか。あのホクホク感、たまりませんよね!

 

「味付けがうまくいかない」「煮崩れてしまう」という失敗談もよく聞かれますが、いくつかのポイントをおさえれば、味も見た目も文句なしの里芋の煮物が作れるんです。今回は、失敗しないポイントをおさえながら、里芋の煮っころがしの基本的な作り方を紹介しましょう。

 

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里芋の下ごしらえ

まずは、里芋の下ごしらえの方法からご紹介。里芋はそのまま煮ると大量のアクが出てしまいます。ていねいに下処理することが、おいしい里芋の煮物を作る第一歩です。

 

【下処理の時間】
10分

 

【材料】
・ 里芋(中)…10個くらい
・ 塩…適量
・ 米のとぎ汁…適量 (なければ生米をひとつまみ)
・ 水…適量

 

【下ごしらえの手順】

下ごしらえの手順1

1. 里芋を水で洗ったら、皮を厚めにむいていきます。

 

上部と底部を切り落として面を作ると簡単です。(水洗いする時に、皮のケバケバした部分は手でこすり落としておきましょう)

 

塩で軽くもむ

2. 里芋の皮がむけたら、ぬめりをとるために塩で軽く揉みます。

 

米のとぎ汁で茹でる

3. 竹串がスッと通る柔らかさになるまで、米のとぎ汁で里芋を茹でましょう。とぎ汁を使うと、キレイにアクが抜けます。

 

※とぎ汁がない場合はお米をひとつまみ加えたお湯で“茹でこぼし”ましょう!(「茹でこぼす」とは、材料を茹でてそのゆで汁を捨てること。アクや余分なぬめりなどを取りのぞく際に行います)

 

水でぬめりを洗い流します。

4. 里芋のアクが取れたら、水でぬめりを洗い流します。

 

これで里芋の下ごしらえはバッチリ!

 

 

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「里芋の煮物」基本の作り方

 

【調理時間】
15分

 

里芋の煮物の材料

 

【材料】(2〜3人前)

 

・ 下ごしらえをした里芋…10個
・ 水…300〜400cc
・ 酒…大さじ 2〜3
・ 砂糖…大さじ2
・ しょうゆ…大さじ2
・ みりん…少々
・ サラダ油…小さじ2

 

【作り方】

里芋を軽く炒めます

1.熱した鍋にサラダ油をひいて、里芋を軽く炒めます。炒めることで、油が皮膜を作り旨みを逃がさず、煮崩れもしにくくなります。

 

水を加えて加熱する

2.鍋に水300〜400ccと酒大さじ2〜3を加えて加熱します。

 

落し蓋をして弱火で5〜6分煮ます

3.沸騰してきたら砂糖大さじ2を加え、落し蓋をして弱火で5〜6分煮ます。

 

[調理のポイント!]
・味付けはまず「甘み」から。先に塩気を入れてしまうと、里芋の甘みが薄れてしまうので注意しましょう。

 

里芋が柔らかくなるまで煮ます。

4.その後に、落し蓋を取り、しょうゆ大さじ2を加えて里芋が柔らかくなるまで煮ます。

 

みりんを加え、強火で軽く煮詰める

5.煮汁がほぼなくなるまで煮詰めたら、みりんを加え、強火で軽く煮詰めてできあがり。

 

[調理のポイント!]

・最後にみりんをまわしかけることで、里芋に照りが出て見栄えがぐっと良くなります!

 

 

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ポイントは、下処理&味付けの順番

里芋の煮物 完成写真

自分で作るのは難しそうに思える里芋の煮っころがしですが、作り方はとてもシンプル。下ごしらえをていねいにすること、「甘み→塩気」の味付けの順番を守ることなど、ポイントをきちんとおさえれば料理が苦手でも意外と簡単に作ることができるんです。

 

ホクホクの食感とほっとする味わいの里芋の煮物は、これからの寒い季節にぴったり!今日の夕食の献立にひと品加えてみてはいかがでしょうか。

 

 

【教えてくれた人】

Uchila飯泉友紀
飯泉友紀さん(Uchila)
移動式フードドリンクユニット「Uchila(うちら)」(写真左)のメンバー。各種イベントでケータリング提供活動を行う2人組フードドリンクユニット。思わず笑顔になっちゃうおいしい時間を届けます。
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(文:近藤世菜)