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こう使えばよかったんだ!意外と便利な「桜えび」の使い道3選

干し桜えびの写真

あともう少しで春漁が解禁される「桜えび」。“桜”という名前のとおり、春らしい色で料理を華やかにしてくれる桜えびですが、なかなか食卓に登場する機会って少ないですよね。春らしい!と思ってついつい買ってみたものの、お好み焼きくらいしか使い道が浮かばず長らく放置…なんて人も多いのではないでしょうか。

 

でも、桜えびをあなどっちゃいけません!一見地味に思われがちですが、実はいろいろな使い方ができる便利な食材なんです。台所の棚に残っている桜えびを見事に使い切る、便利な使い方をご紹介します。

 

 

桜えびとは?

まず最初に、桜えびの豆知識から。「桜えび」の名前は、その身体の色が由来と言われています。よくスーパーなどで見かける乾燥桜えびは赤っぽい色をしていますが、生の桜えびは透き通った美しいピンク色!桜えびは世界でも珍しい生き物で、国内では春と秋に静岡県の駿河湾だけで水揚げされています。産地周辺では「釜揚げ桜えび」が鮮魚店や市場で並ぶことも。他の地域ではなかなか生の桜えびを食べられないんですね。静岡県民が羨ましい!

 

富士山と天日干し桜えび

(河川敷で天日干しされる桜えび。まるでピンク色の絨毯のよう!富士山を望むこの景色は季節の風物詩になっています)

 

生の桜えびは入手が難しいですが、干し桜えびならスーパーなどで1年中手に入れることができます。さて、ここからが本題!今回は、1人暮らしの人や普段あまり料理をしない人に向けて、台所の棚に残っている桜えびを見事に使い切る、3つの方法をご紹介します。

 

 

① 「おにぎりの具」として華やかに大活躍!お花見の弁当にも◎

桜えびおむすび

桜えびの意外な使い道のひとつがおにぎりの具。作り方はとてもシンプルで、野沢菜と一緒にご飯に混ぜ込んで握るだけ。桜えびのきれいなピンク色と野沢菜のグリーンがとっても春らしく、味わいも上品!お花見シーズンのお弁当にもぴったりなんです。仕上げに白ごまをトッピングすると風味がよりアップするのでおすすめです。他にも、菜の花・チーズ・塩昆布などと一緒に混ぜ込んでもおいしく仕上がります。

 

 

② 野菜炒めにちょい足し。味にグッと奥行きが出る

桜えびを炒め物に加える

1人暮らしの強い味方といえば「野菜炒め」。そんな“お手軽メシ”の代表格である野菜炒めにも、桜えびを加えちゃいましょう。桜えびにはグリシンという旨み成分が豊富に含まれているので、仕上げにちょい足しするだけでえび特有の風味と香りがプラスされて、大人の味わいに!

 

また、キャベツやピーマンなど緑色の野菜と色合いの相性もバツグン。なんでもない普通の野菜炒めでも、桜えびが加われば見た目がパッと華やかになります。友だちが遊びに来た時のちょっとしたおもてなし料理にも使えそうですね。

 

\アドバイス!/

干し桜えびをもっとおいしくするための調理の裏ワザを伝授しましょう。とってもシンプルですが、桜えびを5分ほど料理酒につけおきしてから調理してみてください。定番の味に、さらに旨みと上品な甘さがプラスされます。ほんのひと手間かけるだけで、仕上がりの味が全然違いますよ!

 

 

③ スナック感覚で、そのまま食べてもおいしい!

干し桜えびそのまま食べる

そして、料理が苦手な人に一番おすすめなのは、スナック菓子感覚でそのままポリポリ食べる方法!

 

「あぁ、その手があったか」と思った人も多いはず。意外とやらないですよね?塩分や油分が多くなく、栄養もあってとてもヘルシー。これなら小腹が空いたときに罪悪感なく食べられますよね。時間がある場合は、フライパンでサッと空炒りすると香ばしさがよりアップしますよ!

 

もちろん、お酒好きな人にはおつまみとしてもおすすめ。小魚の煮干しやするめ、干し貝柱のように硬い歯ごたえが苦手な人でも、桜えびなら食感も軽く、ちょっとずつつまみやすい。干し桜えびをおつまみに、というのは意外かもしれませんが実はとても相性がいいんです。

 

 

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桜えびを活用して、食卓に春を呼び込もう

干し桜えび

地味に思えて、意外と使える「桜えび」。桜えびのピンク色は食事に彩りをプラスするのにぴったり。これからの季節、いつもの料理にプラスして食卓から春を呼び込みましょう!

 

 

【教えてくれた人】

uchila_飯泉友紀さん

飯泉友紀さん(Uchila)

【PROFILE】
移動式フードドリンクユニット「Uchila(うちら)」のメンバー。各種イベントでケータリング提供活動を行う2人組フードドリンクユニット。思わず笑顔になっちゃうおいしい時間を届けます。Facebookページ

 

(文/近藤世菜)