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ゆで卵は何分茹でるのが正解? 「ゆで卵のベストタイム」を検証してみた!

ゆで卵の茹で時間の比較

スーパーで必ず見かける卵。1年中いつでも食べられるため、「旬の季節なんて関係ないのでは?」と思いきや、実は春が卵の“旬”なんです!昔は1年に一度しかニワトリの産卵期がなかったため、春から初夏にかけて卵を産み、じっくりと時間をかけて成熟していくことから“春の卵が最も栄養価が高い”と言われてきたのだそう。

 

そんな卵の一番シンプルな食べ方といえば、「ゆで卵」。しっかり固めか、それともトロトロの半熟か…。ゆで卵とひと言でいっても、どれだけ茹でるかによって食感も見た目も全然違います。

 

野菜やお肉と違って、くしに刺して茹で具合をチェックできない卵は、適当に茹でると失敗しがち。そろそろかな~と思って鍋から取り出し殻をむくと、「まだ全然茹で上がってない!」「茹ですぎてパサパサになっちゃった」なんてことも。

 

そこで今回は、ゆで卵の一番ベストな茹で時間を徹底検証!誰もがおいしいと認めるゆで卵は、何分間茹でたものなのでしょうか?茹で時間の異なる卵を食べ比べて、ベストタイムを決定したいと思います。

 

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8種類のゆで卵を用意します

まずは、茹で時間の異なる8種類のゆで卵をつくります。

8種類のゆで卵をつくる

沸騰したお湯に8個の卵を一気に投入!

 

※ちなみに、水から茹でる方法、沸騰してから茹でる方法がありますが、沸騰したお湯から茹でるほうが実は黄身の片寄りが少なく茹でられるのでおすすめです。

8種類のゆで卵をつくる

6分〜13分まで1分刻みで1つずつゆで卵を取り出していきます。

できあがったゆで卵

そしてできあがった6分、7分、8分、9分、10分、11分、12分、13分の8種類のゆで卵!

それぞれを薄く切り、この検証のためだけにお集まりいただいた男女4名に食べていただきます。

 

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食の好みが違う4人に食べ比べてもらって検証!

よく晴れた気持ちのいい週末の午後。「ゆで卵を食べてほしい」という取材スタッフのなかば強引かつ謎なオファーを受けて集まってくださった慈愛深い4名様がこちらです。「誰も来てくれないかもしれない…」と思いきや、皆さんちゃんと時間通りに来てくれました!優しさが染みる~。

 

1人目:タカさん

鈴木考典

パリで絵の修行をしてきた経験があるという、フリーランスのイラストレーターのタカさん。卵料理が大好きで味にはうるさいとのこと。鋭い視点の意見が伺えそうですね。

 

2人目:クリハラさん

クリハラタケシ

長野県に住んでいるフォトライターのクリハラさん。料理好きなクリハラさんは「基本的にゆで卵は半熟が好みです!」とのこと。料理男子が選ぶベストオブゆで卵とは?

 

3人目:ユウカさん

タナカユウカ

デザインを勉強中の会社員、ユウカさん。ご自身でお弁当を作るなど普段から料理をよくされるそう。女性目線の厳しい意見、期待しています!

 

4人目:彩希さん

小山内彩希

最後は女子大生の彩希さん。「私、味覚オンチなんですけど大丈夫でしょうか…」と弱気なコメント。味覚オンチという彼女が今回のカギを握るかも…!?

 

 

茹で時間の違う8種類の卵、一番おいしいのは?

実食するゆで卵

早速、実食タイム!茹で時間の異なる8種類のゆで卵を食べ比べていただきます。

 

いただきますの様子
(いただきまーすっ!)

 

【6分】

まずは6分茹でたゆで卵をいただきます。

 

鈴木考典

「6分でも意外としっかりとした食感ですね。もうちょっとトロッとしているかと思いましたが、ちょうどいいかも」

 

8種類あるのでどんどんいきましょう!

 

【7分】

続いて7分茹でた卵。

 

タナカユウカ

「7分のほうが黄身の色がしっかりしていて、見た目がキレイ!ちょっと半熟っぽさも残っていて6分のものより好みです」

 

ゆで卵を実食する様子

ゆで卵の茹で時間比較

 

【8分】

8分茹でた卵は、黄身が少し薄い色に茹で上がりました。

 

小山内彩希

「黄身の味が変わった気がします!なぜだろう…」

 

クリハラタケシ

「8分のものは、甘みも見た目も固さもすべてにおいて平均。いつも食べ慣れているゆで卵はコレ!って感じです」

 

タナカユウカ

「玉子サンドに使えるくらいのちょうどいい固さかな〜と思います」

 

ゆで卵実食の様子

 

【9分】

9分茹でたバージョンだといかがでしょうか。今まで違いがわかりづらかった白身の部分も、茹で時間が長くなるごとにだんだん弾力が出てきたとの声も。

 

鈴木考典

「これくらいになると、黄身の固さが明らかにしっかりしてる。もったり感があってあんこみたい」

 

実食するゆで卵

【10分】

いよいよゆで卵食べ比べも折り返し。実食5種めとなる10分茹でた卵の評判はいかに!

 

鈴木考典

「10分過ぎると、黄身と白身の食感のバランスが悪くなってきたなぁ…。白身は固くて、黄身も若干パサパサしてる気がする」

 

 

ゆで卵の匂いを嗅いでいる

 

クリハラタケシ

「白身に“角”が出てくる感じがしますね」

 

茹で時間10分くらいから徐々に好みが分かれそうな予感です。

 

ゆで卵実食の様子

【11分】

続いて、11分茹でた卵を実食。

 

タナカユウカ

「黄身がぎゅっと凝縮された感じがする!」

 

小山内彩希

「11分だと黄身と白身が同じくらい固くて、分離しやすくなっている気がします」

 

鈴木考典

「白身はかまぼこみたいな食感だな」

 

しっかりめのゆで卵が好きな人は、この11分くらいがちょうどいいのかもしれません。

 

ゆで卵実食の様子

 

【12分】

さて実食タイムもラストスパート!12分茹でた卵をいただきます。

 

 

タナカユウカ小山内彩希

「……固い!」

 

タナカユウカ

「黄身がパサパサしてきたなぁ。なんか口の中の水分が持っていかれる…喉が乾くというか」

 

クリハラタケシ小山内彩希

「わかる」

 

鈴木考典

「若干温泉卵っぽい感じの匂いがしますね」

 

ゆで卵を実食している

茹で時間が長くなると、そういう香りがしてくるのでしょうか。

 

【13分】

いよいよ最後!13分茹でた卵はどうでしょう?

 

鈴木考典
「白身も黄身もどっちも固すぎるな〜」

 

クリハラタケシ
「他の卵に比べると正直あまりおいしくない。後味が良くないっていうのかな…ちょっと微妙」

 

これで、茹で時間が異なるゆで卵の食べ比べはすべて終了。食べ比べながら書いてもらった審査記録を見つつ、皆さんにどれが好みだったかズバリ聞いてみます!

 

 

***

 

いざ、「ゆで卵のベストタイム」に決着を!

ゆで卵の茹で時間ベストタイム

茹で時間の違う8種類の卵。

この中から、一番おいしいと思ったゆで卵を皆さんに選んでもらいました。

 

 

\せーの…これ!/

ゆで卵の茹で時間のベストタイム

 

 

\それぞれのベストタイム/

・タカさん:8分
・クリハラさん:7分
・ユウカさん:7分
・彩希さん:7分

 

という結果に。実食タイムの前半に食べたゆで卵が全体的に人気でした!

 

鈴木考典

8分がちょうどいい。7分だとまだ白身が固まりきってなくてやや水っぽい印象。食べ比べて気づいたんですが、僕、黄身よりも白身のほうが好きかもしれないです」

 

クリハラタケシ

「僕は半熟のゆで卵が好きなので、固茹でのものはちょっと違和感がありました。7分茹でたものが白身と黄身の茹でのバランスがちょうどよかったです!」

 

タナカユウカ

「私のなかでベストだったのは7分。でも10分茹でたしっかりめなゆで卵も実は意外とよかったです。10分ほど茹でると白身の食べ応えがあって、これはこれでおいしいなと気付きました。そのときの気分や料理によって、7分と10分のどちらも楽しみたいなって思います!」

 

小山内彩希

7分のゆで卵がベストでした!半熟っぽい食感が好きな人は6〜7分ほどがおすすめです」

 

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〜まとめ〜

7分25秒がベストタイム!

※アマノ食堂調べ

 

4人が選んだベストタイムを平均すると、7分25秒。柔らかすぎず固すぎずちょうどいい7〜8分の間に人気が集中しました。全員の意見が近かったということは、ここが好みを問わずに「おいしい」と感じるラインなのでしょう。

 

「失敗しないゆで卵の茹で時間は7分半」と覚えておくべし!

 

また、茹で時間によって“味や食感”に変化が出るのも今回の検証で改めて認識。ユウカさんから出た意見のように、意外と10分茹でたものも食べ応えという点で「おいしい!」と感じることが判明しました。ただ、13分茹でるとパサパサ感が強くなってしまい、おいしさが損なわれてしまうよう。茹で過ぎには注意しましょうね~!

 

ゆで卵の茹で時間

 

ゆで卵を使った料理はバリエーションがとっても豊富。いただく料理やシーンに合わせて、その味と食感を楽しんでみましょう!ゆで卵を作る際に、ぜひ参考にしてみてくださいね。