600円って高すぎない!? いろんな意味でざわつく「チキンカツカレー」が新登場

フリーズドライのチキンカツカレー

これまでに様々なフリーズドライ商品を発売してきたアマノフーズ。定番のおみそ汁やスープだけでなく、「なすの煮浸し」や「ひじきの煮物」なんていうおかずまで商品化しています。そんな「何でもフリーズドライにしちゃうんじゃない?」と噂されるアマノフーズから、今度はこんな商品が発売になりました!

 

 

気になる新商品は、まさかの「チキンカツカレー」

今SNSで話題沸騰中の「チキンカツの玉子とじ」に続き、またまたびっくりな衝撃作が登場!

 

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【第15回】30秒で「チキンカツの玉子とじ」 この完成度はマジやばい、マジでやばい

 

 

それが…コレだー!!

アマノフーズのチキンカツカレー

この夏、アマノフーズから誕生する待望の新商品『チキンカツカレー』。

パッケージから取り出してみると…

 

アマノフーズのチキンカツカレー

「コレにお湯をかけたらチキンカツカレーに? …嘘やん」

 

思わずそうつぶやいたあなたにお伝えしましょう。

 

7月25日(火)にフリーズドライの「チキンカツカレー」が発売、お値段なんと600円(税込)

 

この見た目からはにわかに信じがたいし、値段が600円って冗談ですよね? ちょっとどうしちゃったの!? アマノフーズさ〜ん!ということで、いろんな意味でざわつくこの新商品を実際に試食してみました!

 

 

 

【検証】チキンカツカレーがフリーズドライに! 本当にお湯をかけるだけで出来るの?

アマノフーズのチキンカツカレー

「今度こんなものを発売します」と商品を渡された、アマノ食堂のライターT。「いや、アマノフーズのおみそ汁やカレーはおいしいですよ。それは認める。親子丼とかも卵とろとろだったし。でも“カツカレー”って突然ハードル高いですよ? しかも600円って正直高いでしょ! ココ◯チならトッピングもできちゃうお値段ですよ!」な~んて心中では思いながらも、新商品レポートのために平常心で試食してみることに。

 

アマノフーズのチキンカツカレー

器にうつしてみるとこんな感じ。このブロックの厚みと重みはかなりの存在感! でもまさかこの中にチキンカツが入っているとは思えない(というか見えない)。

 

アマノフーズのチキンカツカレー

早速、お湯(140ml)を注いでみると…

 

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その瞬間、注いだ部分からじょじょに“カツ”が姿を現した

 

アマノフーズのチキンカツカレー

えええ・・・(汗)と、半信半疑のままかき混ぜていくと

 

アマノフーズのチキンカツカレー

本当にチキンカツが出てきました。気が付けば、部屋中にカレーのいい香りが充満しているよ。お湯をかけてブロックをほぐして混ぜるだけで出来上がっちゃうのが「チキンカツカレー」とは、驚き!

 

 

食べる準備万端!早速、試食してみることに…

アマノフーズのチキンカツカレー

別に用意しておくのはご飯だけでOK。となると、お湯さえ沸いてしまえば、カツカレーを食せるまで約60秒(!)ということになります。これは前代未聞ですね。

 

アマノフーズのチキンカツカレー

ご飯に盛ってみたら完成度がさらにアップして、なんだかすごく美味しそうになりました。手料理として出されても信じてしまうくらいの仕上がり。でも!ここで肝心なのはやっぱり味。求めるハードルもかなり高いです。

 

アマノフーズのチキンカツカレー

食べてみてびっくり! お湯をかけたというのにカツにサクサク感があって、内側には鶏肉のやわらかさが共存しているんです。なんでこうなるんだろう。私的にはめちゃくちゃうまい。肉厚な食感で食べ応えはあるし、ルーのとろみも甘みもあって妙に食べやすい味だし。数分前に自分で作ったはずが「え?これがフリーズドライ?…嘘やん」と、つい忘れてしまいそうになるほどの感動!

 

〜検証結果〜

フリーズドライ技術の進化がとまらない!味もおいしいよ!!近いうち、カレー業界を震撼させるであろう存在に出会ってしまいました。

 

でも忘れてはいけません。そのお値段が600円であることを。味のレベルは高いけど、ついでに値段もお高い…。

 

 

やっぱり「600円のチキンカツカレー」は高すぎる!というわけで、商品開発者を突撃しました

島村さんと三村さん
じつはこのチキンカツカレー、アマノフーズの名物開発者・島村さん(左)と助手・ミムラさん(右)の渾身作なのだとか。ということで、お2人に直接、商品開発の裏側を教えてもらいました。

 

—新商品『チキンカツカレー』、想像以上においしかったです。でも、単刀直入に言って…600円って高くないですか?

 

島村さん:600円って高いよね〜!じつは僕もさっき値段を聞いて驚いたのよね。開発側でおいしいものを作るってことに集中していたもんだから、値段はあんまり気にしてなかったんだよね(笑)。

 

えっ?こんなあっさり認めちゃった。

 

島村さん:だって、『チキンカツの玉子とじ』は2食入りで1000円でしょ。

 

ミムラさん:同じチキンカツなんだけど、玉子とじとカレーのルーを比べたら調味料にかかるコストが全然違うんですよね。必然的にチキンカツカレーの値段のほうが高くなっちゃうんですよ。

 

 

—でも、ちょっと待ってください! アマノフーズの『畑のカレーシリーズ』は1食260円(税別)。同じカレーなのにチキンカツを入れるだけで値段が倍以上になるって、どういうことなんでしょう。カツカレーをフリーズドライにするのって特別に何かが大変なんですか?

 

島村さん:ただ単純に、カレーとチキンカツを組み合わせただけって思うかもしれないけど、実際やってみると、いろいろとね(笑)。お湯で戻したときに、カレーのルーがチキンカツの衣にくっついて取れなくなってしまったり。でもそれだと、見た目も食感も良くないんでね。

 

ミムラさん:1年以上かけて、20〜30回は改良を繰り返して。今回の容器は一番大きなサイズを使っているので、かなり食べ応えはあると思いますよ!

 

島村さんと三村さん

島村さん:そうそう。結局は、幅広い年代の方に食べてみてほしいってことでチキンカツに決まったんだけど。今回は玉ねぎを多めに入れているから、甘みのある味わいにどことなく懐かしい気分になると思うな。今までもカレーの開発には何度か取り組んできたんだけど、「カレー×チキンカツ」の組み合わせは史上初。驚きの商品であることは間違いないのでね、ちょっと高いけどぜひ食べてみてほしいですね。

 

※ちなみに島村さんに、開発初期に試作したカツカレーをそのまま売ったとしたら、どのくらいのお値段なのか聞いてみたところ「850円」はするらしい…!そこから試作に試作をかさねての600円。商品開発するうえでのこだわりや、培ってきた技術は並大抵のものではないですね。

 

1年以上かけて、ようやく本日発売となった『チキンカツカレー』。お湯をかけた瞬間、フリーズドライの概念を180度変えてしまう驚きの商品!ちょっと高いけどおもしろいし、おいしい!気になる人は一度食べてみてね~!!

 

 

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