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あさりのイラスト あさり

達人に聞く「潮干狩り」を手軽に楽しむコツ!レベル別の必須アイテムもご紹介

潮干狩り

もうすぐやってくる潮干狩りシーズン。潮干狩り未経験なあなたも、この時期しか楽しめないレジャーを満喫してみませんか?

 

道具をそろえるのはもちろん、実際に潮干狩りをする方法など、ちょっと大変そうな印象を持っている人もいるかもしれませんね。でも経験がなくても&特別な道具を持っていなくても全然大丈夫!

 

そこで今回は、誰でも気軽に楽しめる潮干狩りのアイデアをご紹介します♪

 

 

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潮干狩り超人・原田知篤さんに聞きました!

潮干狩り超人・原田知篤さん

潮干狩りのコツを教えていただくのは、「史上最強の潮干狩り超人(!)」を名乗る原田知篤さん。

 

3歳の時、潮干狩りへ連れて行ってもらってその楽しさに夢中になり、現在では“潮干狩りの鬼”と化してテレビやラジオに出演するほど。潮干狩りに関する本を出版するなど、まさに潮干狩りについてこの人の右に出る者はいません!

 

そんな原田さんに、まずは潮干狩りに持って行くと便利なアイテムを教えていただきました。

 

 

100均や、家にあるもので代用も!潮干狩り必携の入門グッズ

 

潮干狩りに行くとなると、あれこれ重装備をしなければいけないと思っていませんか? ところが驚くことに、それは大きな誤解だそう!

 

潮干狩り便利グッズ

(原田さんが愛用している潮干狩りグッズはこんな感じ)

 

 

「『今日は何も予定がないし、ちょっと潮干狩りにでも行ってみようかな〜』なんて思ったときが始めどきですよ」と、原田さんはいいます。

 

では早速、原田さんに教えていただいた潮干狩りアイテムを、レベル別にご紹介していきましょう。

 

 

【初級編】

~あさりを探す体験だけでも楽しい〜

 

●スーパーなどのポリ袋(採れたあさりを入れる用)
●手足を拭くタオル
●つばが広い帽子や首に巻くタオル(日焼け&熱中症対策のために)

 

潮干狩り超人・原田知篤さんコメント
「実は特別なグッズはいりません。最低限コレだけあればOKです!潮干狩り場まで行きさえすれば、海辺の砂を手で掘っていくだけでも十分に楽しめるんですよ」

 

※ちなみに「軍手」は、牡蠣の殻がやたら多いなどでなければ特に必要ではないそう。特に関東エリアであれば、大半が砂浜なため素手でも大丈夫なことが多いそう。それでもやっぱりケガが心配…という人は念のために持って置くと安心かもしれませんね。

 

 

中級編

~貝探しをより楽しむなら~

 

●手足を拭くタオル
●100円ショップなどで売っている熊手(くまで)
●あさりを入れる網(掘ったあさりを入れやすいフチが水面に浮くタイプを選ぶのがおすすめ)
※4月以降はクーラーボックスも!

 

潮干狩り超人・原田知篤さんコメント
「あさりを入れる網は、潮干狩り場の付近にある売店でだいたい手に入ります。熊手は100円ショップなどで売っているガーデニング用のもので構わないので、先が丸くなっている”忍者熊手”と呼ばれるものを選んでください。これがあると、砂の中であさりの在り処を見つけ出すのに便利です」

 

 

上級編

~貝を持って帰るならこれも~

 

●手足を拭くタオル
●100円ショップなどで売っている熊手(くまで)
●あさりを入れる網
●クーラーボックス
●2リットルのペットボトル

 

潮干狩り超人・原田知篤さんコメント
「海の公園でのあさりは一人あたり2kgが持って帰れる限度です。持ち帰り用のクーラーボックスと、家に帰ってから砂抜きをするための海水2リットルを入れるペットボトルがあるとベストですね」

 

 

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初心者でも失敗しない!潮干狩りの教訓3つ

潮干狩り超人・原田知篤さん

持っていく物がわかったところで、実際に潮干狩りをする際の教訓を3つ教えていただきました。目からウロコです!

 
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干潮の約2時間前に潮干狩り場に到着するべし

せっかく潮干狩りに行ったのに、あさりが全然採れなかったら残念でならないですよね…。そんな事態にならないためには、まず「あさりがたくさんいそうな場所」をチェックするのがポイントです!

 

アドバイス!

潮が引いても海水が少し残っている場所は、あさりが集まりやすいエリアなんです。だから、潮干狩り場が干潮になる約2時間前に到着して、そのエリアを確認するのが大事。それから、岩や海草などの障害物の陰もポイントですよ!

 

 

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あさりを1個見つけたら、周りに30個いると思うべし

あさりは、一箇所にまとまって生息しているとのこと。そのため、1個見つけたら、近くにあと30個はいると思ったほうがいいそうです。くまでの先があさりの貝殻に触れると「ガリッ」という感触があるので、それを察知したらあとは手で砂を掘っていきましょう。

 

アドバイス!

熊手だけであさりを掘るイメージをしている人が多いようですが、実はそれだと結構力が必要なんです。熊手だけであさりをかき集めるのは案外難しいんです。あさりがいる場所が熊手の感触でわかったら、周りの砂を熊手で柔らかくほぐして、あとは手で探ったほうが早くあさりを取ることができます。

 

 

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持ち帰るときは、あさりを水から出すべし

潮干狩りを満喫したら、肝心なのがその持ち帰り方法。

 

砂抜きをするためにあさりを海水に入れて持ち帰る人も少なくありませんが、実はこれ、あさりの鮮度を下げてしまう原因にもなるそうなんです…!

 

アドバイス!

海水は、くみ上げたあと…例えば車内に置いておくと、すぐに15〜30度まで温まってしまいます。その中にあさりを入れておくと弱ってしまうので、持ち帰るまでは水から出してクーラーボックスに入れておきましょう。

 

砂抜きは、あさりが棲んでいた場所の海水を使うのがベスト。ペットボトルなどに海水を入れ、家についてからあさりと合わせるといいですよ。

 

海水を持って帰れない場合は、水道水1リットルに塩30gの割合で「塩分濃度3%の人工海水」を作りましょう。

 

海水を使うよりは砂の抜けが悪いので、少し長めに(5時間程度)砂抜きをします。時間が長いぶん、途中で1回、人工海水を新鮮なものに入れ替えるとうまく砂が抜けます。

 

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一度やればハマること間違いなし。とにかく行ってみて!

潮干狩り便利グッズ

原田さん、いろいろ教えてくださってありがとうございました!

 

最後にひとこと、潮干狩り経験があまりない人に「超人からのメッセージ」をお願いします。

 

潮干狩り超人・原田知篤さん

 

「もうとにかく言いたいのは、ぜひ一度行ってみて!ということ。やってみたら案外潮干狩りって手軽にできることがわかると思うし、絶対に夢中になるから。

 

実は潮干狩り場って迷子がすごく多いんですけど…親が貝に夢中になりすぎて、目を離したスキに子どもがどこかに行っちゃうからなんです(笑)。それくらい楽しいってことですよ」

 

むむむ。

そこまで言われると、なおさら潮干狩りが気になってきたぞ…。

 

潮干狩りのシーズンは、意外と長くて3〜8月まで!原田さんに伝授していただいた潮干狩りのコツを参考に、いつもとちょっと違う休日を家族や恋人と過ごしてみては?

 

 

【お話をうかがった人】

潮干狩り超人・原田知篤さんプロフィール画像

原田知篤さん

[PROFILE]
毎年シーズンになるとテレビ等で活躍の、自称「潮干狩り超人」。著書に 「潮干狩りの疑問77」(2017年3月2日発売、成山堂書店) などがある。ホームページやSNSで、潮干狩りに関する最新情報を発信中!2017年より(株)シーサイドライン潮干狩り広報部長。