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かぼちゃ かぼちゃ

「かぼちゃの煮付け」をタイの留学生がはじめて作ったらこうなった

ヤマポンさん

「かぼちゃの煮付け」を初体験したタイの留学生に密着レポ!

 

日本人にとっては定番の家庭料理である「かぼちゃの煮付け」。甘くてほくほくしたあの味わいが大好きな人も多いはず!でも、おみそ汁や寿司と違って海外からスポットを浴びる機会はそこまでなく、きっと世界的にはほとんど知られていませんよね。正直なところ、海外の人はあの独特の甘さを「美味しい」と感じるのでしょうか?そもそも“煮付け”という概念自体、あるのか…?

 

というわけで、今回は外国人向けにお料理教室を開催するCOOK at HOMEさんにお邪魔して、生徒の方に「かぼちゃの煮付け」を実際に作っていただきました!

山村尚代さんとヤマポンさんご協力いただいたのは『COOK at HOME』講師の山村尚代さんと、タイ出身の留学生・ヤマポンさん。「好きな日本料理はラーメン」というヤマポンさんは、『COOK at HOME』のサービスをインターネットで見つけて、「おもしろそう!」と思い参加を決めたのだとか。

 

なお、「かぼちゃの煮付けは作るのも食べるのも初めて!」とのこと。タイ料理といえば連想されるのがパクチーたっぷりの香味系フード。スパイシーな味付けに慣れたタイの人にとって、甘じょっぱい「かぼちゃの煮付け」は一体どんな味がするのでしょうか?

 

今回は電子レンジを使って時短調理。まずは下準備から!

まずは材料の準備から。かぼちゃに加え、しょうゆ・みりん・酒・砂糖など和食には欠かせない調味料を用意します。

 

[材料](4人分)
かぼちゃ…1/4
水…200ml
醤油…大さじ2
みりん…大さじ2
酒…大さじ2
砂糖…大さじ1 ☆

山村尚代さんとヤマポンさん

種とワタを取り除いたかぼちゃをラップにくるみ、イン・トゥ・ザ・電子レンジ!(要するにレンジでチン)こうすることで、固いかぼちゃが柔らかくなりカットしやすくなります。その様子を物珍しそうに傍から見つめるヤマポンさん。

山村尚代さんとヤマポンさん

電子レンジで温め終えたら、かぼちゃを食べやすい大きさに切っていきます。カットの方法についてレクチャーを受けます。

cookathome05ヤマポンさん、普段から料理はよくするというだけあって…き、器用!!! 先生の包丁さばきをお手本にしながら、慣れた手つきで次々にかぼちゃをカットしていきます。面取りだってお手のもの!

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続いて、鍋の中にかぼちゃと用意しておいた酒・しょうゆ・みりん・砂糖を投入していきます。そこにひたひたの水を加えて、中火で煮込みます。

煮汁がぐつぐつと泡立ってきたら、次の手順の合図!

弱火にして、アルミホイルで落しぶたをします。

 

この頃になると部屋中にかぼちゃの甘い香りが広がり、じわじわと食欲を刺激します。写真だけだと伝わらないのが悔しい!皆さん、脳内で想像してください。あの甘く優しいかぼちゃの香り…。どうです?今にも食べたくなってくるでしょ?

 

よだれが出そうな勢いで食欲をそそられまくっている取材スタッフが、ふとヤマポンさんのほうをチラ見すると…「わ〜いい匂い〜♪」と満面の笑顔。(おや?想像以上にいい反応?)

火を止めたら、10分ほどお鍋の中で冷まします。「こうすることで、かぼちゃに煮汁が染みこんでくれますよ」と講師の山村さん。素早い手つきでサクサクと調理が進んでいきます。

 

その後、お皿に盛りつけたら…

\できあがり!!!/

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煮崩れもせず、とっても美味しそうにできあがりました! これ、絶対美味しいやつじゃん…!!

 

はじめての「かぼちゃの煮付け」。果たして、お味は?

さて、お待ちかねの実食タイム。

この日ヤマポンさんがレッスンで教わったメニューは、「かぼちゃの煮付け」のほかに、「豚の照り焼き(トマト風味)」「枝豆とホウレン草の白和え」「油揚げの味噌汁」の3種。どれもこれも美味しそう!VIVA!ICHIJYU-SANSAI!

みんなで席について…「いただきま〜す!」

(※ちなみにタイでは食事を始める時、「いただきます」は言わないのが一般的なよう)

ヤマポンさん

ドキドキドキ…見ているこちらも何だか緊張。

ヤマポンさん

パクッ!

(………。)

ヤマポンさん

「……美味しいっ!!!!」

 

“うんうん”とうなずき、目を輝かせながら美味しさを表現するヤマポンさん。「味、薄くないですか…?」と尋ねると、「ううん、全然!美味しいです!」。

…かぼちゃの煮付けってSUGEEEEEE!!!!

 

一般的にタイの人は日本風の味付けを、やや「甘い」「薄い」と感じることが多いようですが、ヤマポンさんはこうした日本風の味付けも大好きだとか。かぼちゃの煮付けの味もお気に召してくれたみたい! 味付けや調理法は異なれど、かぼちゃ自体はタイでも馴染みがある食材。国や文化を超えてどんな味にもマッチするかぼちゃの万能さを感じます。

ヤマポンさん

(リアル“いいね!”いただきました。よかった…!煮付けの美味しさ、友達にもシェアしてね)

 

というわけで、タイ人のヤマポンさんによる「はじめてのかぼちゃの煮付け」は大成功!(むしろ予想以上に気に入ってくれてびっくり) 外国の人にも美味しいと思ってもらえる味なんだな…、と改めてかぼちゃの煮付けの可能性を感じたひとときでした。私たちの身近にある、ある意味ちょっぴり“地味な”家庭料理を外国の方に好きになってもらえるのは何だか嬉しいですよね。お寿司や天ぷらに続いて、かぼちゃの煮付けが海外でフィーバーする日は近いかも…!?

 

秋から冬にかけて旬のかぼちゃは、これからの季節にぴったり!外国人の友達に、家族に、恋人に、素朴でホッと心が温かくなる「かぼちゃの煮付け」を作ってあげてはいかがでしょうか?

 

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企画協力/COOK at HOME

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