レンコン水彩画 れんこん

れんこんの穴は何個?なぜ空いてるの?れんこんの秘密

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冬を代表する野菜「れんこん」。れんこんにはたくさんの穴がありますが、この穴の役割、みなさんはご存知ですか?

今回は、そんな「れんこん」の豆知識と、穴の空いたれんこんの特徴を活かした華やかなレシピをご紹介します。

 

れんこんの穴は空気の通り道?穴の役割と秘密

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「れんこん」は、ハスの地下茎(地中に埋もれている茎)が泥の中に長く伸び、養分を蓄えて肥大したものです。 “蓮の根”と書く「れんこん」ですが、じつは“根”ではなくなんです。

 

穴が特徴的なれんこん。皆さんは、この穴の役割を知っていますか? 泥の中で育つれんこんにとって、穴は成長のために必要な空気を葉から送り込むための「空気の通り道」れんこんの生育にとって、とても重要な役割を担っているのです。

 

ちなみに、れんこんの穴の数は、真ん中に1個、周囲に89個あるのが一般的と言われています。

※数には多少の個体差があり、品種によっても違います。

 

また、れんこんは穴から「先(将来)を見通せる」という意味で、縁起が良いとされており、お祝いの料理には欠かせない食材です。

 

れんこんを選ぶ時は、全体にふっくらとハリがあり、穴が均一にならんでいるものが良いれんこんの証です。また、穴の周囲にアク(黒ずみ)が出ていないものを選ぶと◎

 

れんこんの穴を活かして!「花れんこんの甘酢漬け」

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穴の空いたれんこんは、飾り切りすることでぐんと見た目が華やぎます。

 

今回は、「花れんこんの甘酢漬け」のレシピをご紹介。さっぱりとした味わいで見た目も華やか。お弁当おかずとしても活躍してくれます。ちらし寿司にのせたり、お祝いの日のお料理にも◎。おせち料理にもぴったりです。

 

■花れんこんの甘酢漬け

【材料】…2人分

・れんこん…100g(中1/2節)

・A 酢…大さじ4

・A砂糖…大さじ2

・A塩…小さじ1/2

・A鷹の爪(輪切り)…お好みで

 

【作り方】

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1.れんこんは皮をむき2〜3cmほどの厚さに切る。穴と穴の間に三角に切り込みを入れてから、角をとって花形にする。

 

shun_1911_03_042.1のれんこんを5〜6mmの厚さに切る。

 

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3.切ったれんこんを酢水(水2カップ+酢小さじ1 ※分量外)に漬ける。

 

<POINT>

れんこんの穴は空気にふれると黒ずんでしまうので、切ったらすぐに酢水にさらすと変色を防げます。栄養分が流出しないように、短時間さらすのがポイントです。茹でる際に酢を加えても白くきれいに茹で上がります。

 

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4.鍋に湯を沸かし、れんこんが透き通るまで茹でる。

 

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5.保存袋にAの調味料をすべて混ぜ合わせる。保存袋に入れたまま冷蔵庫に入れて1時間以上漬け込んだら完成!

 

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今が旬のれんこん。今回ご紹介したレシピを参考に、みなさんもぜひれんこんの穴を活かした華やかなお料理を楽しんでみてください!

 

【教えてくれた人】

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北島真澄さん

[PROFILE]

料理家・野菜料理家。世田谷区の自宅キッチンにて料理教室「Weekend Citron」を主宰。おもてなしのテーブルコーディネートと野菜の活用法が評価され、大手食品メーカーの商品開発、レシピ開発を多数担当。旬の野菜のおいしさや食べることの大切さを伝える。

 

(文/笹沼杏佳、写真/飯塚麻美)