そうめんのイラスト そうめん

そうめん、にゅうめん、ひやむぎの違いは? 太さや製法の違いを分析!

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夏になると食べたくなる「そうめん」。似た類のものとして「ひやむぎ」や「にゅうめん」がありますが、違いはご存知ですか?

今回は「そうめん」にまつわる豆知識と、お湯を注ぐだけで簡単に作れる「フリーズドライの「にゅうめん」もご紹介します!

 

意外と知らない?「そうめん」と「ひやむぎ」の違い

shun_2008_01_01(写真左:そうめん、右:ひやむぎ)

 

そうめんとひやむぎの違い①太さ

 

実は「太さ」によってそうめんとひやむぎは区別されています。基本的には、直径1.3mm未満のものを「そうめん」直径1.3mm以上 1.7mm未満のものを「ひやむぎ」と呼びます。

 

ただし機械で作られるものと違い、手作業によって作られる「手延べ干しめん」の場合は、丸棒状で直径1.7mm以下であればそうめんと記載できることになっています。そのため、徳島の名産である『半田そうめん』など、ひやむぎと同じくらいの太さのそうめんも存在します。

 

そうめんとひやむぎの違い②製法

 

この二種類は製法も違っていて、そうめんは糸のように延ばすことで細く仕上げられる一方、ひやむぎはうどんのように切って作られます。

しかし、製麺機が普及した現代では製造工程も多様化し、製法だけでは区別できなくなってきているようです。

 

そうめんとひやむぎの違い③食感と麺の色

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(写真左:そうめん、右:ひやむぎ)

食感の違いは、そうめんはつるりとのどごしが良く、ひやむぎは少し太さがあることから食べごたえがあるように感じます。

 

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また、時々みかける「色付き麺」は、もともとは「そうめん」と「ひやむぎ」の区別を付けやすくするために、ひやむぎに入れられたと言われています。

 

しかしこちらも決まりは曖昧になってきており、近年では見た目の華やかさを楽しめる色付きのそうめんも販売されています。

※写真の色付き麺はそうめんです。

 

「そうめん」と「にゅうめん」の違いって?

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お次は、「そうめん」と「にゅうめん」の違いについて。この2つの違いは、「食べ方」です。

 

にゅうめんとは温かく煮たそうめんのことで、奈良県発祥の郷土料理とも言われています。「そうめん」は一般的に、冷やしてめんつゆにつけて食べるのに対し、「にゅうめん」は温かく煮て食べるというのが大きな違いです。

 

にゅうめんの作り方は大きく分けて2種類あります。

 

・茹でたそうめんに温かいだしつゆをかける方法

・温かいだしつゆの中で煮る方法

 

しいたけ、エビ、かまぼこ、鶏肉、茹でたほうれんそうなどお好みの具材と合わせることでさらにおいしく味わうことができます。ご家庭で作る際は、めんつゆや白だしを使うと簡単です。

 

お湯を注いで30秒で完成!フリーズドライのにゅうめんもおすすめ

 

外は真夏日でも、室内にいるとクーラーで身体が冷えがち。あたたかくてサッとたべられる「にゅうめん」は、そんな今の季節のごはんにもぴったりです。

 

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もっと手軽ににゅうめんを楽しみたい! という人には、フリーズドライの「定番にゅうめん」シリーズがおすすめ。

 

お湯を入れてかきまぜるだけでOKなので、いそがしい日の朝ごはんや、お昼ごはんでちょっと一品ほしいときにも便利!

とくに夏におすすめなのは、「すまし柚子」のにゅうめん。かつおと昆布、椎茸でしっかりとだしを取った一品で、柚子の香りがさわやかに香ります。食欲のわかない暑い日にも食べやすい、さっぱりとした味わいです。

 

「すまし柚子」のほかにも「まろやか鶏だし」「蟹のかきたま」「5種の野菜と味噌」といったラインナップも。

 

コシが強い国産手延べ素麺、国産具材を使用し、どれもあっさりとやさしい味わいです。心も体もほっと温まりますよ。

 

減塩タイプのものもあるので、ぜひお気に入りの味を見つけてみてくださいね。

 

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夏に欠かせない、つるりとおいしい「そうめん」や「ひやむぎ」。違いを知って、夏の麺を楽しみましょう♪

 

【教えてくれた人】

若子みな美さん

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[PROFILE]

管理栄養士・減塩料理家。

病院や学校で管理栄養士として従事する中で減塩の重要性を感じ、幅広い人に向けて減塩を勧めるため独立。「食をより簡単に、そして世界を健康に」をモットーとし、減塩レシピ開発やコラム執筆・監修、セミナー運営等、幅広く活動中。

また、大学院にて公衆衛生を専攻し、減塩社会の実現に向けて研究している。

https://orangekitchen.info/

(文/笹沼杏佳、写真/若子みな美)