ごぼう  ごぼう

食感そのままでおいしく長持ち!ごぼうの常温・冷蔵・冷凍保存テク

shun_2010_01_main

秋から冬にかけて旬をむかえる「ごぼう」は、煮物や炒めもの、汁物など様々なお料理で活躍してくれる食材です。豊かな風味としっかりとした歯ごたえで、お料理のアクセントにもなってくれます。

 

根菜なので日持ちがしそうなイメージがありますが、ポイントをおさえることでもっとおいしさを長くキープすることができますよ。今回は、おいしいごぼうの見分け方と保存方法をまとめてご紹介します!

 

おいしい「ごぼう」の選び方

shun_2010_01_01

まずは、おいしいごぼうを見分けるポイントをご紹介。

 

おいしいごぼうの特徴

・断面がきれいで赤っぽく変色していないもの

・太すぎず細すぎず、すらっとしているもの

・重みがあって密度が高そうなもの

・断面に「す」が入っていないもの

※「す」が入る…ごぼうの内部がスカスカで空洞になってしまっている状態のこと

 

shun_2010_01_02

ごぼうは断面が空気に触れると赤く変色してきます。まずは断面を見て、変色していないかチェックしてみましょう。

 

ごぼうの保存方法と日持ちの目安

shun_2010_01_03

■土付きまるごとごぼうは「常温保存」

<日持ち期間の目安…1ヶ月ほど(秋から冬にかけての気温が低い時期)>

※暑さに弱いため、暑い時期の常温保存はおすすめできません

 

土付きのごぼうをまるごと買ってきたら、常温保存でOK。

ごぼうにとっての大敵は「乾燥」と「暑さ」。乾燥して水分が抜けると硬くなり、筋っぽさが出てしまうほか、暑くてじめじめした場所に置いておくとカビが生えてしまうことも。

 

乾燥を防ぐために新聞紙にくるんでからポリ袋に入れ、風通しの良い冷暗所で保存しましょう。新聞紙がなければ軽く湿らせたキッチンペーパーで包んでもOKです(湿らせたキッチンペーパーは2〜3日に一度交換してください)。

 

shun_2010_01_04

■洗いごぼうやカットごぼうは「野菜室で保存」

<日持ち期間の目安…1週間ほど>

 

あらかじめ土が落とされた「洗いごぼう」や短くカットされたごぼうは、冷蔵庫の野菜室で保存します。

 

湿らせたキッチンペーパーでくるんでからラップで包み、ポリ袋に入れて野菜室へ。キッチンペーパーは2〜3日ごとに交換してあげましょう。

 

土付きのカットごぼうは、冷蔵庫の中に長い時間入れておくと土にカビが生えてしまうことも。一度洗って土を落としておくのがおすすめです。

 

shun_2010_01_05

■便利に使いたい時は「サッと茹でて冷凍保存」

<日持ち期間の目安…1ヶ月ほど>

 

ごぼうを食べやすい大きさに切って冷凍保存しておけば、いつでも手軽にお料理に活用できて便利です。

ただし、繊維質のごぼうは生のまま保存すると筋っぽい食感になってしまうので、サッと茹でてから冷凍保存することをおすすめします。

 

冷凍保存用におすすめの切り方は「ささがき」。風味や食感を損ないにくく、幅広いお料理に使えて便利です。薄く切るので、茹で時間や冷凍後の調理時間も短く済みますよ。

 

▼ささがきの方法はこちらをチェック!

【ごぼうのささがき&アク抜き】料理が一層おいしくなる下処理のコツ

 

shun_2010_01_06

「ささがき」したごぼうを茹でるときは、鍋に湯を沸騰させ、ごぼうを入れて1〜1分半ほど茹でればOK。茹で上がったごぼうはザル上げして水気と粗熱をとり、チャック付き保存袋に入れて空気を抜いて保存しましょう。

 

おすすめの活用方法

・おみそ汁や豚汁などの汁物

・きんぴらごぼうなどの炒めもの

・炊き込みご飯など

 

冷凍庫から出してそのままフライパンやお鍋に入れて使えますが、炊飯器に入れて炊き込みご飯にする際は、加熱ムラを防ぐために冷蔵庫で解凍してから使うのがおすすめです。

 

***

 

豊かな風味としっかりした歯ごたえが魅力で、これからの季節のお料理で大活躍の「ごぼう」。保存方法のポイントをおさえて、おいしさを長持ちさせてくださいね。

 

【教えてくれた人】

飯泉友紀プロフィール

飯泉友紀さん

[PROFILE]

訪問調理師。オフィスや家庭に訪問し、ケータリングや作り置きなど様々な形態での食事提供を行う。キッチンがあっても作り手がいない場所へ、おかんとして食事を届けるプロジェクト「台所におかん」代表。

(文/笹沼杏佳、写真/中村英史)