shun_2107_ 豚肉

【豚肉の部位の特徴】バラ、ロース、モモの違いとおすすめレシピ

豚肉の部位ごとのおすすめレシピ

スーパーには豚肉の様々な部位が売られていますが、違いや特徴を意識せず、なんとなく使っているという人も多いのでは?

そこで今回は、家庭料理での登場頻度が高い豚肉の「バラ」「ロース」「モモ」の特徴と、それぞれのおすすめ活用レシピをご紹介します! 部位ごとの正しい知識を身につけて、よりおいしく豚肉をいただきましょう♪

 

豚肉の代表的な部位とその特徴

 

●こってりとした脂を楽しむ!バラ肉

豚バラ肉

あばら骨についているお肉。脂肪が多く、こってりとした味わいを楽しめます。実はベーコンに使われるのもバラ肉。ちなみにスペアリブは、骨付きのバラ肉のこと。日常使いしやすく脂が多いので、ガツンとした中華料理など、こってりとした味わいを楽しみたいときにおすすめです。

 

おすすめ活用法

・薄切り肉…炒め料理、焼き肉、肉巻き、豚汁など
・かたまり肉…角煮、チャーシュー、カレーなど

【レシピ】爽やかなレモンが香る! 豚バラ肉のねぎ塩レモン炒め

豚バラ肉のねぎ塩レモン炒め

「豚バラ肉のねぎ塩レモン炒め」のレシピ

脂身の多いバラ肉には、さっぱりとした味付けが相性◎。お肉のこってりとした味わいとレモンのさわやかな酸味が調和して、バランスのよいおいしさに仕上がります!
中華だしや鶏ガラスープの素を使わなくても、ごま油、塩、砂糖を組み合わせることで中華風の味わいを再現できますよ。

材料(2人分)

・豚バラ薄切り肉 300g

・玉ねぎ 1/2個

・長ねぎ 1/2本

・にんにく 1かけ(チューブを使用する場合は5cm)

・レモン 1/2個

・ごま油 大さじ1/2

・塩コショウ(下味用) 小さじ1

・砂糖 小さじ2

・塩 適量

・小ネギ(トッピング用) お好みで

 

作り方

材料カット
1

豚バラ肉は5cm幅に切って塩コショウを振っておく。玉ねぎは1cm幅に、長ねぎは小口切り、にんにくはみじん切りにする。

豚肉を炒める
2

フライパンにごま油を引いて熱し、にんにくを入れて弱火で加熱する。香りが立ったら中火で豚肉を炒める。豚肉の色が変わってきたら玉ねぎを加えてさらに2分ほど炒め、火を止める。

レモンを絞る
3

砂糖を入れて混ぜ合わせてから塩で味を整え、レモンをギュッと絞る。最後に長ねぎを入れて混ぜ合わせたら完成!

POINT

レモンは香りと酸味が飛ばないように火を止めてから加えましょう。

 

お好みで小ねぎ、余ったレモンを飾り付けると、よりおいしくいただけますよ♪

 

●脂身と赤身のバランスが◎ ロース肉

豚モモ肉

背骨の両側についているお肉。脂身と赤身のバランスがよく、きめ細やかな肉質が特徴です。やわらかく、幅広いお料理で活躍してくれる使い勝手の良さと、上質で旨味のある脂を楽しめることから、こちらも人気の部位。しょうが焼きやとんかつなど、脂の旨味を楽しみたい料理にぴったりです。

 

おすすめ活用法

・薄切り肉…しょうが焼き、豚丼、しゃぶしゃぶ、肉巻き、炒め料理など
・厚切り肉…ポークソテー、とんかつ、味噌漬け焼きなど
・かたまり肉…チャーシュー、ハムなど

 

【レシピ】揚げずにお手軽♪ ロース肉の酢豚

ロース肉の酢豚

「ロース肉の酢豚」のレシピ

脂と赤身のバランスが良いロース肉には、こってりした味付けをベースに酸味を効かせて仕上げると全体のまとまりがよくなります。今回はしょうが焼き用のお肉で酢豚を作りました。油で揚げる必要もなく簡単です!

材料(2人分)

・豚ロース薄切り肉(しょうが焼き用のもの) 250g

・玉ねぎ 1/4個

・ピーマン 1個

・にんじん 1/3本

・ごま油 大さじ1

・塩コショウ 少々

・片栗粉 適量

<調味料A>

・オイスターソース 大さじ1

・すし酢 大さじ1と1/2

※酢大さじ1・砂糖大さじ1/2を合わせたものでも代用可能

・しょう油 小さじ1

・すりおろしにんにく(チューブでもOK) 小さじ2

 

作り方

豚肉に片栗粉をつける
1

玉ねぎは横半分にしてから1.5cm幅に、ピーマンは種を取り乱切り、にんじんは1cm幅の短冊切りにする。豚肉は3cm幅にカットして塩コショウをふり、片栗粉を薄くまぶしておく。

豚肉を焼く
2

フライパンにごま油を引いて熱し、[1]の豚肉を中火で3分ほど加熱する。こんがり焼き目がついたら1度取り出す。

野菜を加えて炒める
3

[2]のフライパンに野菜を入れて中火で2分ほど炒め、豚肉と<調味料A>を加えてタレを絡めながらサッと炒めたら完成!

POINT

一度取り出しておいた豚肉を最後にタレを絡めながら手早く炒めることで、お肉を焼きすぎず固くなりにくいとともに、表面がカリッと仕上がります!

 

●脂身少なめであっさり!モモ肉

豚ロース肉

お尻の周囲のお肉。しっかりとした肉質が特徴で脂身は少なめ。あっさりとした味わいが特徴です。筋繊維が多く脂が少ないため、パサつかないようサッと加熱するか、低温でじっくり加熱するのがおすすめ。脂っこさがないので食べやすく、薄切り肉は普段の炒め料理などでも活躍してくれます。

 

おすすめ活用法

・薄切り肉…肉野菜炒めや青椒肉絲などの炒め料理
・かたまり肉…ローストポークなど

 

【レシピ】濃厚たれが食欲をそそる♪ さつまいもとモモ肉のこってり甘辛炒め

さつまいもとモモ肉のこってり甘辛炒め

「さつまいもとモモ肉のこってり甘辛炒め」のレシピ

あっさりとした味わいのモモ肉には、甘辛の味付けが相性バツグン。こってり濃厚なタレが、脂の少ないモモ肉をしっとりと包んでくれて、おいしく味わうことができますよ。さつまいものホクホク食感とやさしい甘さもアクセントに。

材料(2人分)

・豚もも肉 200g

・さつまいも 1/3本

・しめじ 1/4株

・サラダ油 大さじ1

・水 50cc

<調味料A>

・みりん 大さじ1

・砂糖 小さじ1

・味噌 小さじ1

・しょう油 大さじ1/2

作り方

さつまいもをフライパンで焼く
1

豚バラ肉は5cm幅にカットし、しめじは石突きを取ってほぐしておく。厚さ7mm程度に切ったさつまいもをフライパンに並べ、水を入れて蓋をし、弱火で5分蒸す。柔らかくなったら取り出しておく。

POINT

さつまいもは大きければ半月切りにしてもOKですが、皮がむけやすくなるので注意しましょう。

 

豚肉ときのこを炒める
2

フライパンに油を引いて熱し、豚肉としめじを加えて中火で炒める。

調味料を入れる
3

豚肉の色が変わったらさつまいもを戻し、合わせておいた<調味料A>を入れてやさしく混ぜ合わせるように炒めたら完成!

POINT

味噌を入れることでコクが増し、こってりとした味わいをプラスしてくれます。

 

***

 

普段、何気なくお料理に使っている豚肉。各部位の特徴を理解して、よりおいしく活用してみてくださいね。

 

【教えてくれた人】

飯泉友紀プロフィール

ごはんさん

[PROFILE]

訪問調理師/子ども料理研究家。累計1,500件以上のお宅を訪問し、各家庭の味に寄り添った簡単で身体に優しい料理を提案している。著書『数カ月先まで予約でいっぱい! 訪問調理師ごはんさんのどんどんおかわりする子ども大好きレシピ78』『訪問調理師ごはんさんの野菜大好きレシピ』等。

(文/笹沼杏佳、写真/中村英史)