ほうれん草 ほうれん草

ほうれん草は冷凍保存がおすすめ!プロに聞く冷蔵・冷凍保存テク

ほうれん草の保存

炒めものや汁もの、おひたしなど、さまざまな料理に活用できる「ほうれん草」

 

葉もの野菜であるほうれん草は、そのままだとあまり日持ちがしませんが、ひと手間加えることでおいしさをより長くキープすることが可能です。

 

今回は、新鮮なほうれん草の見分け方と、冷蔵・冷凍それぞれの保存方法を【生のまま】・【下茹で】に分けてご紹介!

 

解凍方法や“えぐみ”を軽減させるポイントもあわせてご紹介するので、ぜひ試してみてくださいね。

 

 

 

新鮮なほうれん草の見分け方

 

写真は新鮮なほうれん草です。

スーパーで新鮮なほうれん草を見分けるには、下記の3つのポイントをチェックしてみてください。

 

新鮮なほうれん草

 

新鮮なほうれん草の見分け方

・葉にハリとツヤがあり茎がシャキっと伸びている
・全体的に鮮やかな緑色をしている(黒っぽい緑は△)
・根元がピンク色をしている

 

冷凍保存で最長1ヶ月!ほうれん草の正しい保存方法

 

ほうれん草は乾燥に弱い野菜なので、生のまま保存する場合にはひと手間を加えるだけで日持ち期間を延ばすことができます。

 

特におすすめは茹でてから保存する方法!

そのまますぐにおひたしなどにできて便利ですが、冷蔵だとあまり日持ちがしないので、すぐに食べきれない場合は冷凍保存するようにしましょう。

●【生のまま保存】冷蔵保存の場合

【生のまま】冷蔵保存(保存期間の目安…1週間ほど)

ほうれん草は乾燥に弱いため、生のまま丸ごと保存する場合は新聞紙に包んで保存するのがおすすめです。

作り方

ほうれん草を新聞紙で包む
1

新聞紙でほうれん草を包む(新聞紙がなければキッチンペーパーでもOK)

※新聞紙は余分な水分を吸い取ってくれる上に通気性もいいので、新聞紙を活用するのがおすすめです。

冷蔵庫へ
2

ポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で立てて保存する

POINT

野菜はできるだけ畑で育っていた時と同じ状態で保存するのがベスト。そのためほうれん草も立てて保存しましょう。

もし立てるスペースがなければ寝かせて保存でもOK。ただし、寝かせて保存すると下になった部分が蒸れやすくなるため、なるべく早く食べるようにしましょう。

●【茹でて保存】冷蔵保存の場合

【茹でて】冷蔵保存(保存期間の目安…2〜3日)

ほうれん草を下茹でして保存すれば、副菜としてすぐに活用できて便利です。
シンプルに出汁醤油やポン酢をかけるだけでおいしく食べられます。

作り方

ほうれん草を茹でる
1

ほうれん草は30秒ほどサッと茹でてザルにあげ、粗熱をとる

☆ほうれん草の茹で方のコツはこちらをチェック!

ほうれん草を保存容器へ
2

[1]を絞ってから食べやすい大きさに切り、保存容器に入れて冷蔵保存する。

POINT

容器に入れる際は立てるようにして入れるのがおすすめ。容器に水分が溜まりにくくなり、おいしさをキープできます。

●【生のまま保存】冷凍保存の場合

【生のまま】冷凍保存(保存期間の目安…1ヶ月ほど)

買ったものの使う機会を逃してしまいそう、という時には生のまま冷凍保存してもOK。下茹でして保存する時間がない時にもおすすめです。

作り方

水につける
1

よく洗い、根元を落として5分ほど水に浸ける

POINT

生のまま冷凍保存するこの方法では、水で洗ったあと、少しそのままつけておくのがポイント。えぐみのもととなる成分が流出してくれるのでおすすめです。

ほうれん草をカットする
2

[1]の水気をよく切り、食べやすい大きさに切る

ほうれん草を保存袋へ
3

チャック付き保存袋に入れて空気を抜き、冷凍保存する

 

<解凍方法>

炒めものや汁物の場合は凍ったまま鍋に入れてOK。

アクやえぐみが気になる場合は、凍ったまま沸騰した湯に入れて30秒ほど下茹でして使うと◎。

 

●【茹でて保存】冷凍保存の場合

【茹でて】冷凍保存(保存期間の目安…1ヶ月ほど)

下茹でしてから冷凍すれば、しっかりとアク抜きした状態で長期保存が可能です。

作り方

茹でたほうれん草をラップに
1

ほうれん草は30秒ほどサッと茹でてザルあけして粗熱をとり、水気を絞って食べやすい大きさに切る。使いやすい量に小分けしてラップで包む。

ほうれん草を保存袋へ
2

チャック付き保存袋に入れて空気を抜き、冷凍保存する。

POINT

茹でたほうれん草は小分けにして包んでから冷凍することで、霜がつくのを防ぎ、おいしさをより長持ちさせられます。

 

 

<解凍方法>

スープなどに使う場合は、凍ったまま鍋に入れて使うことができます。ポタージュにしたい場合は凍ったままミキサーにかけてもOK。自然解凍しておひたしとして食べることもできますよ。

 

***

 

さまざまな料理で活躍しするほうれん草。

正しく保存して、おいしさを少しでも長く味わってくださいね。

 

※旬の時期(11月〜2月ごろが目安)のほうれん草にはえぐみがそれほどありませんが、ほうれん草のえぐみ成分(アク)にはシュウ酸が含まれます。気になる方は下茹でをしたうえで食べるようにしてください(シュウ酸は水溶性のため、茹でることで減らすことができます)。また、アク抜きには下茹でが最も効果的ですが、水にさらすことでも多少軽減できます。よりえぐみを軽減させたい場合は、水にさらしたあとで下茹でをしましょう。

 

 

(文/笹沼杏佳、写真/中村英史)

 

  • 教えてくれた人

    ごはんさん

    訪問調理師/子ども料理研究家

    ごはんさんさん

    累計1,500件以上のお宅を訪問し、各家庭の味に寄り添った簡単で身体に優しい料理を提案している。著書『数カ月先まで予約でいっぱい! 訪問調理師ごはんさんのどんどんおかわりする子ども大好きレシピ78』『訪問調理師ごはんさんの野菜大好きレシピ』等。