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痒みが和らぐ?長芋調理時のポイントと、新鮮な長芋の見分け方

長芋をする

これから秋にかけて旬を迎える「長芋」。トロトロ&ふわふわの食感に魅了される方も多いはず。

 

でも長芋を調理するときに悩まされるのが、痒み。

長芋を切ったり、すりおろしたりしていると、手がチクチクと痒くなってくることがありますよね。実はこの痒み、調理時にちょっとしたひと工夫をすることで抑えることができるんです。

 

今回は、長芋を調理するときに痒みを感じにくくする方法をご紹介します。スーパーで新鮮な長芋を見分けるポイントもお伝えするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

まずは新鮮な長芋の見分け方から。春掘りと秋掘りの違いとは?

スーパーで新鮮な長芋を見分けるには、以下のポイントをチェックしてみてください。

新鮮な長芋

新鮮な長芋

新鮮な長芋の見分け方

・断面がきれいな白色でみずみずしい
・皮の表面に傷がついていない

 

ちなみに、長芋は一年のうちに春と秋、2回旬があります。

 

●「春掘り」の長芋の特徴

冬の間に低温の土の中で熟成されることで旨味が凝縮した濃厚な味わいで粘りが強い。

 

●「秋掘り」の長芋の特徴

皮が薄く、みずみずしく歯ごたえがシャキッとしている。

 

おいしい長芋の見分け方と、季節による味わいの違いを理解して、それぞれの長芋のおいしさを存分に味わいましょう。

 

 

痒みが出にくい長芋の調理方法

長芋を調理中に痒みを感じた場合、それはシュウ酸カルシウムによる症状である可能性があります。これはアレルギー反応とは異なり、針のように尖った構造をしているシュウ酸カルシウムが皮膚に刺さることで痒みが生じるといわれています。

 

ここからは、シュウ酸カルシウムによる痒みが出にくくなる調理のポイントを4つご紹介します!

どれも簡単に取り入れられるので、ご自分に合った方法を選んだり、時には組み合わせたりしながら試してみてくださいね。

 

※芋・長芋アレルギーの可能性がある方は、上記の方法での痒み対策はできませんので、お試しにならないでください。また、肌が弱い人や傷があるなど、酢で手がしみるような状態の方にも、おすすめできません。

 

方法1:酢水に手を浸す

酢水に手を浸す

長芋の痒みの原因となる成分であるシュウ酸カルシウムは酸に弱いため、酢が調理時の痒みを和らげてくれるそうです。

 

長芋を触る前に、酢水に手を浸しておくと◎

水500ccに対して酢大さじ1の濃さが目安です。酢は穀物酢でも米酢でも、自宅にあるものでOK。痒みが消えにくければ必要に応じて酢の量を増やして濃さを調整してください。

 

方法2:切る前に水気をよく拭き取る

長芋の水分を取る

長芋の痒み成分は、水に濡れることでぬめりとともに手に付きやすくなります。そのため、長芋を洗ったら調理前にしっかりと水気を拭き取ることが大切です。

 

方法3:皮ごと調理する

長芋をする

長芋の痒み成分は皮の近くに多く含まれるため、できるだけ皮と身の間に触れないのがポイント。長芋は皮ごと食べられるので、よく洗って皮ごと調理すれば痒みを感じにくくなります。

すりおろす場合は、手で持つ部分をキッチンペーパーで包んでおくと直接触れずに済みます。

 

方法4:厚めに皮を剥く

長芋の皮をむく

方法3でもお伝えしたように、長芋の痒み成分は皮の近くに多く含まれます。

しかし、長芋の美しい白色を際立たせたい場合や、表面のひげが気になる場合など、皮を剥いて調理したいこともありますよね。

 

そんな時は、痒み成分が多く含まれる部分ごと取り除けるよう、皮を厚めに剥きましょう

かつら剥きをするか、ピーラーを使って厚めに剥き取ればOKです。

 

ただし、皮を剥く時にどうしても長芋に直接手が触れやすくなるため、方法1の「酢水に手を浸す」方法2の「水気をよく拭き取る」を併用するのがおすすめです。

 

***

 

秋にかけて旬を迎える「長芋」。

今回ご紹介した調理方法で痒みを抑えながら、旬のおいしさを思う存分味わいましょう!

 

(文/笹沼杏佳、写真/中村英史)

  • 教えてくれた人

    ごはんさん

    訪問調理師/子ども料理研究家

    ごはんさんさん

    累計1,500件以上のお宅を訪問し、各家庭の味に寄り添った簡単で身体に優しい料理を提案している。著書『数カ月先まで予約でいっぱい! 訪問調理師ごはんさんのどんどんおかわりする子ども大好きレシピ78』『訪問調理師ごはんさんの野菜大好きレシピ』等。